保育園・幼稚園のAED|設置義務や導入の補助金について

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保育園や幼稚園では、多くの施設にAEDが設置してあります。そもそも保育園や幼稚園にAEDの設置義務はあるのでしょうか?

こちらのコラムでは保育園・幼稚園のAEDについて詳しく解説いたします。

当サイトの運営者:株式会社ヤガミ

株式会社ヤガミは、創業75年以上、AED販売年数18年以上と確かな実績を積み重ねてきました。AEDの累計販売台数は50,000台以上に昇り、国産で唯一のBLS(一次救命処置)訓練人形ブランド『JAMYシリーズ』のメーカーでもあります。証券取引所上場企業(証券コード:74880)。

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保育園や幼稚園にAEDの設置義務はあるのか?必要性は?

 

保育園や幼稚園に対してのAED設置義務はない

AEDについては、法律などによる設置義務がありません(一部に一定の基準を満たす施設に対して設置義務の条例を定めている自治体もあります)。

つまり、保育園や幼稚園についてもAEDの設置義務といった決まりはありません。

保育園や幼稚園にAEDは必要か

AEDの必要性について、厚生労働省から公開されている「AEDの適正設置に関するガイドライン」などもとに解説します。

AEDの適正設置に関するガイドライン

一般財団法人日本救急医療財団によるAEDの適正設置に関するガイドライン(平成30年)には、設置が推奨される施設として学校(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校等)が上げられています。

これについては、児童・生徒だけでなく、教職員や地域住民などの成人も含めて一定頻度で、学校での心停止が発生しているというデータがあるからです。

また、AEDの設置が考慮される施設の例として、保育所・認定こども園が、地域のランドマークとなる施設(郵便局、銀行、コンビニエンスストア等)に次いで、2番目にあげられています。

AEDは幼児のみならず、1 歳未満の乳児に対しても使用ができ、規模の大きな乳幼児施設ではAEDの設置が進んでいる事が背景としてあります。

つまり、幼稚園や保育園については、AEDを設置する事が推奨されいているという事から、必要性が非常に高い施設であるという事が言えます。

また、内閣府は、「教育・保育施設等における重大事故の再発防止策に関する検討会」に基づき、保育園などで「死亡事故及び治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故等」の重大事故が発生した場合、

原則として事故当日、遅くとも事故発生翌日に保育園が所在する市町村の保育担当課を通じ、県への報告を義務化しています。この事からも安全を求められている施設である事がわかります。

教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン

厚生労働省からは「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」が出されており、重大事故が発生しやすい場面ごとの注意事項が上げられている中に、

『プール活動・水遊び』があります。この場面においても、AEDは万が一の時には是非備えておきたい物の一つです。

保護責任や訴訟リスク、説明対応

保護者は保育園との間で子どもの保育を委託する契約を締結するため、保育園側は委託を受けた子どもに対して安全配慮義務を負っていると考えられます。

万が一事故が起こった場合には、施設側の責任を問われ、訴訟に発展する事例は少なくありません。また、「なぜ起こったのか?」「どう対処したのか?」「防ぐことはできなかったのか?」といった説明をする責任もあるでしょう。

そのような事を総合的に考えると、やはり幼稚園・保育園にAEDは必要なものであると言えます。

幼稚園・保育園のAEDの導入や設置に関する補助金について

幼稚園・保育園などはAEDの導入に関して補助金を利用する事もできます。

施設機能強化推進費加算

横浜市など、施設機能強化推進費加算の対象品目にAEDが含まれている自治体は少なくありません。リースやレンタル料などの月額支払いも補助対象になる自治体もあるようですが、

AEDが対象にあるのかどうかも含め、詳しくは各地方自治体の担当窓口課へご確認ください。

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補助金を使わずにコストを抑えて設置をする場合

補助金を使わずにコストを抑えてAEDを設置する場合について、ポイントは以下の3点です。

  • AEDの保証年数や耐用期間
  • AEDのメンテナンス費用
  • 導入後のサポート体制

各ポイントについて詳しく解説いたします。

AEDの保証年数や耐用期間の長い物を選ぶ

先に説明した通り、保育園・幼稚園にAEDは必要なものであるため、一度導入をして、その後設置をやめるといった事は考えにくいです。

AEDは『耐用期間』があり、耐用期間を超過したAED本体は速やかに更新をする必要があります。つまり、一度購入をすればそれでOKではなく、

一定の期間で買い替えをする必要があります。

そのため、AEDのコストを抑えるためには、1台のAEDをいかに長く使うのかが、一番重要なポイントになります。

業界で最も長いAEDの耐用期間は8年間です。また、AEDの不具合による修理は交換修理(新品交換)となるケースも多く、

長く使えるだけでなく、使用している期間すべてに保証が付いていると、万が一の不具合などで思わぬ修理費がかかる心配もないため安心です。

消耗品などのメンテナンス費用

AEDは導入後に電極パッド、バッテリといった定期交換が必要になる消耗品があります。AED購入後にこういった追加費用が必要になるのか、

また、使用する期間にこの費用がどれくらいかかるのかもしっかりと確認しておきましょう。

株式会社ヤガミの8年保証安心パックであれば、8年間メンテンス付きのAEDのため、導入後の追加費用は一切かかりません。

保証期間内であれば、万が一救命使用でAEDを使用した場合でも、その後必要になる交換消耗品は回数の上限なく、ヤガミが負担いたしますので、

導入後も安心してAEDを設置しておく事ができます。

導入後のサポート・講習対応など

AEDは販売元との長期的なお付き合いが重要です。AEDの使用方法など、ただ設置をするだけでなく、設置したAEDが適切に使用できる体制を整えることも重要です。

ヤガミではAEDの使用方法に関する専用の取扱説明書や、専用の解説動画(YouTube)をご用意しております。

また、無償のオンライン説明会を週に一度開催しており、こちらの説明会は何度でも参加して頂くことが可能です。

新しくスタッフが増えた、新しい施設ができた、年度が変わったので再度使用方法について学びたい

そういったご要望にもお応えできる充実のサポート体制で、導入後も不安なくAEDをご利用いただけます。

幼稚園・保育園に便利なおすすめのAED

幼稚園・保育園に設置するAEDでおすすめの物をご紹介します。

軽量・コンパクトで持ち運びにも便利なサマリタンPADシリーズ

保育園や幼稚園では園外保育で散歩をしたり、夏場では園庭でプールや水遊びをする事も多いです。

園外保育やプール・水遊びなどでは、園内で過ごす時間と比べると、万が一の事故のリスクが高まります。

そのようなリスクに備えるため、AEDを携帯するケースや要望は増えてきています。

一般的なAEDは通常2キロ以上の重さがありますが、サマリタンPADシリーズは業界で最も軽量なAEDです。本体の重量はなんと1.1kg!

さらにはデザイン面でもコンパクトな設計となっており、ビジネスバックに入れて持ち運べるサイズ感であるため、園外保育やプール近くに持ち運ぶといった際の負担が少なく、

従来型のAEDと比較すると、とても便利になっています。

ヤガミの8年間メンテンス付きのAEDである8年保証安心パックなら、未就学児パッドパックを付けて月額4,180円(税別)~と低コストでAEDを導入いただけます。

サマリタンPADシリーズには、操作ミスを防げる最新のオートショックAEDもラインナップから選択ができます。詳しくはこちらからお気軽にお問い合わせください。

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保育園・幼稚園でのAEDの使い方

保育園・幼稚園でAEDを使用する場合、特に未就学児についてAEDを使用する場合には注意が必要です。使い方について解説いたします。

未就学児に対しては未就学児用の電極パッド、もしくは未就学児モードがあるAEDの場合はそちらを使用する

未就学児は体が小さいため、電極パッドを成人と同じように貼り付けようとすると(右の鎖骨の下と左のわき腹)、2つの電極パッドが重なってしまい、電極パッドを貼り付ける事ができません。

そのため、未就学児など体が小さい人へ電極パッドを貼り付ける場合は、胸と背中で心臓を挟みこむようにして電極パッドを貼り付けます。

使用するAEDに未就学児用の電極パッドがある場合、または未就学児モードへ切り換えるスイッチや専用のキーがある場合には、そちらを用いて未就学児モードでAEDを使用します。

未就学児用電極パッドや未就学児モードで何がかわるのか

未就学児用電極パッドや未就学児モードでAEDを使用すると、電気ショックのエネルギーが約1/3程度まで減衰します。

そのため、小学生以上の子どもには電気ショックのエネルギーが足りず、未就学児用電極パッドや未就学児モードではAEDを使用する事ができません。ご注意ください。

未就学児用電極パッドや未就学児モードを備えたAEDが近くにない場合などは、小学生~大人用の電極パッドでAEDを未就学児に対して使用する事は可能です。

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自社に最適なAEDを選ぶ際の参考資料としてご活用ください。

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