一連の心肺蘇生(CPR)の実技動作をLEDの点灯で適否が確認できます。圧迫部位は適正表示のほか4方向のずれ警告表示があり、人工呼吸や胸骨圧迫については、変化量をレベルメータで確認できます。
JAMY G2020 DSPの表示器には、模擬人体を使ってCPRトレーニングを行うための機能をコントロールするスイッチ類と、人工呼吸実施時の吹き込み量(換気量)や心臓マッサージ(胸骨圧迫)時の圧迫の深さを表示するレベルメータ(赤−緑)、実技動作の適否を評価する各種のモニターランプなどを備えています。
受講者は、これらモニターの評価を目安に自分自身でトレーニングを行ったり、表示器を見ないで習得することができるため、指導も簡単です。また、表示器は模擬人体の側に置くことも、模擬人体内へ収納することもできます。
意識確認トレーニング | 意識確認動作の有無確認を(緑)ランプ表示示 |
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気道確保トレーニング | 頭部後屈顎先拳上法、下顎挙上法の適否を評価(緑・赤)ランプ表示 |
人工呼吸トレーニング | 呼気吹き込み量を(赤−緑)レベルメータ表示 吹き込み速度による胃膨満の場合(赤)警告ランプ表示 |
心臓マッサージ(胸骨圧迫)トレーニング | 圧迫部位の適否を評価(緑・赤)ランプ表示 剣状突起上に接触の場合(赤)警告ランプ表示 ※圧迫部位の左・右・上ずれ(赤)ランプ表示 圧迫の深さを(赤−緑)レベルメータ表示 圧迫の速さペース(速い・適正・遅い)ランプ表示 ※ペース音回数設定(OFF・100・110回/分)可能 |
JAMY G2020 DSPには頭部後屈顎先拳上法や下顎拳上法などによる気道確保動作の適否の目安がわかる機能を内蔵していますので、実技の指導を行う場合でも、受講者が習得する上でもとても便利です。
模擬人体は省電力機構のため単三アルカリ乾電池8本(新品)の場合は約80時間の使用が可能です。また、人体内の内部構造はスッキリと配置されメンテナンスも容易で簡単に行えます。
意識確認 | 意識確認動作の有無表示 |
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気道確保 | 頭部後屈顎先券上法、下顎券上法適否表示 |
人工呼吸 | 呼気吹き込み量バーグラフ表示、速すぎる吹き込み表示 |
胸骨圧迫時の圧迫部位確認 | 適正圧迫部位表示 圧迫部位の左右ずれ警告表示 圧迫部位の頭側ずれ警告表示 |
剣状突起圧迫 | 警告表示 |
胸骨圧迫 | 圧迫深さのバーグラフ表示 圧迫深さ適正範囲表示 圧迫ベース表示 |
全身モデル
全長 | 約160cm(縫製脚、折りたたみ式) |
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総重量 | 約10Kg(収納ケース、付属品含む) |
ソフトケース大きさ | 約98(幅)x50(奥行)x25(高さ)cm |
胴モデル
全長 | 約70cm |
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総重量 | 約7Kg(収納バッグ、付属品含む) |
ソフトケース大きさ | 約78(幅)x35(奥行)x25(高さ)cm |
※胴モデルにはウェアは付属していません。